大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)

大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)

  • 作者:大泉 洋
  • 出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2015-04-25

読書メモ

2013年刊。2015年4月文庫化。
1997年(24歳)〜2005年の連載エッセイと、2013年, 2015年(40歳)の描き下ろしエッセイ。
後半の描き下ろしが面白かった。『水曜どうでしょう』の自己分析も。

引用メモ

私はあの番組(『水曜どうでしょう』)には唯一他の番組がやったことのない、独自の新しい手法があると思っている。それは「カメラが演者を撮らない」という手法だ。これは日本のバラエティー史上に残る発明的手法だと思う。(p.328)
一つの作品を作れば、大量の宣伝をしなくてはならない。テレビ、雑誌、ラジオ、ネット媒体、様々なものに露出して宣伝しないと、今の時代、ドラマにしても映画にしても、多くの人に観てもらうことはできないのだ。(中略) その結果、私の「ローカルタレント感」はかなり薄れてしまったかもしれない。(p.352)
実際、私の北海道のレギュラー番組は十年前からほとんど変わっていない。北海道での活動に大きな変化はないのだ。変わったのは、役者の仕事が増えたということなのだ。さらに訳者の仕事はバラエティーに比べると、圧倒的に時間がかかるのである。そりゃそうだ。映画なんかになれば、1日で4、5分の映像しか撮れない、なんてことはざらにある。 だから、東京にいる時間が必然的に増えてしまうのだ。(p.352)

大泉エッセイ 僕が綴った16年 (角川文庫)

大泉 洋 KADOKAWA/メディアファクトリー 2015-04-25
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