読書メモ

2015年2月刊。
田中角栄の名言集。見開き右側には極太の文字で彼の言葉が、見開き左側には写真と解説、というシンプルな構成。

痛快。自分は現役の頃を知らないけど、面白かった。
はっきりしていて、気持ちがいい。


引用メモ

人間にはそれぞれ「ものさし」がある。相手の「ものさし」に合わせて十分考えないと失敗するぞ。(p.20)
田中角栄が軽井沢でゴルフをする際はいつも、40人近い長野県警の警察官が元総理でロッキード事件の被告の「警護」に当たるのが常だった。
ゴルフが終わると、パーティーがある。角栄は秘書の早坂茂三を呼び、人数分の白封筒を渡すと「若い警官たちを楽にさせてやれ」と配慮を忘れなかった。
翌朝、警官たちは東京へ戻る角栄を敬礼で見送ったという。そのなかには涙ぐんでいるものも少なからずいた。(p.29)
田中角栄はどんな政敵の葬儀にも真っ先に駆け付け、涙を流してその死を悼んだ。葬儀から1週間が経過したとき、改めて新しい花を届けさせた。「最初の花が枯れる頃だ。遺族も一番悲しみが募る」(p.67)
相手が立てなくなるまでやっつければ、敵方の遺恨は去らない。
徹底的に論破してしまっては相手が救われない。
土俵際には追い詰めるが、土俵の外に押し出す必要はない。(p.198)

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得

別冊宝島編集部 宝島社 2015-01-24
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