この本この行: 読書メモと引用メモ


書評未満。読書感想文未満。
読んだ本のエッセンスと引用を、コンパクトに書き留めています。読書のきっかけになれば幸いです。
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タグ:ストーリー仕立ての自己啓発本

2日で人生が変わる「箱」の法則

2日で人生が変わる「箱」の法則

  • 作者:アービンジャー・インスティチュート
  • 出版社:祥伝社
  • 発売日: 2007-09-06

読書メモ

2007年刊。相手と敵対しない「平和な心」の作り方。
敵対の原因は、ゆがんだ自己正当化の悪循環。

前書の緑本自分の小さな「箱」から脱出する方法を先に読むのがおすすめ。

前書での「自己欺瞞」という言葉は、「自己正当化」という分かりやすい表現になっていたけど、やっぱりちょっと難しく感じた。
登場人物が多くて(しかも覚えにくい外国人の名前)、民族問題など自分にあまり馴染みのない内容が多かったのが、難しく感じた原因かも。


引用メモ

私たちは仲間を集めるんです。自分の批判的な見方を正当化してもらいたくて。(p.78)
正しいことだという自分の気持ちに反した行動を、私たちは『自分への裏切り行為』と呼んでいます。(中略)自分自身にそむくということは、闘争へ向かうということなんです。(p.122)
心が敵対的なとき、他人の過ちを誇張しがちです。(中略)また、自分と非難する相手との違いを誇張しがちです。共通点があるとはあまり見なさない。現実は、共通点がたくさんあるのですがね。
また、自分を正当化してくれるものを誇大に重要視しがちです。(中略)自己正当化が必要なときは、正当化してくれるものは何でもたちまち著しく重要なものになる。(p.141)
私たちは自分にそむいたとき、さまざまな正当化をします。例えば、自分を人よりも優れた存在だと見なすやり方をするかもしれない。自分は優秀であると思えば、多くの罪悪の言い訳をすることができる。自分は手に入れていないものを得る権利があるという自己正当化をするかもしれない。(p.142)
自分の気持ちにそむけば、たちまちそれを正当化するような見方で世間を見はじめる。同時に、ものの見方も生き方もゆがみはじめ、それを正当化する必要が生まれるのです。(p.173)
箱に閉じ込められていると気づくのは、ある人に対する考え方、感じ方が、別の人に対するのと違っているのに気がつくからです。違いが自分の内部にあるから、それがわかる。(p.230)

2日で人生が変わる「箱」の法則

アービンジャー・インスティチュート 祥伝社 2007-09-06
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読書メモ

2014年12月刊。
ストーリー仕立ての自己啓発本。400ページ強の大作。

2巻よりも最初の原点に戻った感じで、自己啓発度がアップしてます。
ガネーシャの個性もキツすぎず、読んでいて楽しかった。終わり方が好き。


引用メモ

「ずっと赤字やったら自分が潰れてまうからな。でも、なんで潰れたらあかんのや? それは、自分が潰れたら、もうお客さんを喜ばせられへんようになってまうからや。せやから『何がなんでも儲けたい』ちゅう考えと『お客さんのために儲けを出したい』ちゅう考えは違うんやで。お客さんを喜ばせるために値段は下げてあげたい。でも仕事続けていくために利益は出さなあかん。そのジレンマに悩むんが、商売のあるべき姿やねん。」
「ワシ、何べんも言うてるやろ。成功するだけが人生やあらへん。夢かなえるだけが人生やあらへん。(中略)この世界はな、自分がどこまで『知る』かを、自分で決められるようにできてんねん」(p.326)
「自分は、頑張ることで今まで知らへんかった世界を知ったんや。せやから、今まで気づけへんかった世界の素晴らしさにも、気づけるようになったんやで」(p.333)
「一度自分のやり方を捨て、うまくいっている人のやり方を徹底的に真似る」
これは成長する上で本当に大切な習慣だと思った。人は、自分の考えとは違うやり方に対してつい批判的になってしまう。その理由は、今の自分のやり方を変えるのは、すごく面倒なことだからだ。でも、思い切って自分の考えを捨てて新しいやり方を取り入れると、最初のころは想像もしなかったような大きな成長を手にすることができる。(p.399)

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

水野敬也 飛鳥新社 2014-12-20
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伝わっているか?

伝わっているか?

  • 作者:小西利行
  • 出版社:宣伝会議
  • 発売日: 2014-06-09

読書メモ

2014年6月刊。
「伝える」だけじゃなくて、相手に「伝わる」コミュニケーション技術の本。
こりゃ面白い本。

コピーライターの著者が試行錯誤して導き出した「伝わる言葉」の作り方。
ストーリー仕立てで、小生意気なイルカとの漫才風の小気味よいやりとりが楽しい。
決め台詞は「伝わっているか?」(ドヤ顔で) ははは。キューキュー。

「伝える」と「伝わる」は全然違う。
「伝える」だけじゃダメなんだ。相手に「伝わる」でないと、ね。
相手のしてほしいことを想像するのが、相手に「伝わる」秘訣。

ちなみに、著者は『伝え方が9割』の著者である佐々木圭一氏の先輩コピーライター。


引用メモ

「コミュニケーションって難しいな」と思っている人のほとんどは、「伝えよう」として失敗します。一生懸命考えた結果なのに、逆に怒らせてしまったり、気持ちが間違って伝わったりしてしまう。(中略)それはなぜか? 答えは簡単。「伝える」ことばかり考えると、結局、相手のことを考えず、自分の意見を押し通すエゴになってしまうからです。(p.4 はじめに)
「相手のしてほしいことを想像する」のがコミュニケーションには大切なのです。自分にメリットのある話や、楽しませてくれる話なら、相手も喜んで聞いてくれるし、その結果、前向きに行動してくれます。このように、相手が興味を持ち、気持ちよく聞いてくれて、心が動く。それが「伝わる」ということです。
だからこそ「伝わる」ためには相手の気持ちを徹底的に想像して、その人が嬉しくなって、心が動くアイデアを考えなければいけません。(p.5 はじめに)
「いらない言葉」を意識するのは大切なんだ。文章を書く時に「いらないことば」をなくそうと思うだけで、メキメキと文章が上達する。「いらない言葉」が多いと、面倒に感じて文章を読みたくなくなるし、読んでも混乱させるだけだからな。(中略)
難しく考えずに、相手が「おっ♡」と思うように、書けばいい。それなら相手に伝わるし、いらない言葉じゃなくなる。(p.24)
いや。きっとあんたは、伝えただけで、伝わってない。(p.52)
「伝える」のと「伝わる」のじゃ、結果が全然違う。(p.54)
実はその「嬉しい」ってのが「伝わる」ためのキーワードだ。できるだけ相手の嬉しいことを言う。そうすれば、気持ちが伝わりやすい。「嬉しい」は「伝わる」の始まりなんだ。(p.55)
自分の気持ちだけで「相手のために」と行動するんじゃなく、その時の「相手の立場」になって考えることが大切なんだ。(中略)相手を理解しようとすることがすべてのはじまりだ。(p.189)
未来が過去をつくるんだ。(中略)
どれだけ過去が辛かったとしても、未来で成功すれば、その過去はすべて、成功のための道筋になる。つまり、未来が良くなれば、どんな過去でもいい思い出になるわけだ。だから、過去についてくよくよするより、未来をよくするために努力する方がいい。未来を変えることで過去が変わるからな。(p.223)

(太字は引用者による)

伝わっているか?

小西利行 宣伝会議 2014-06-09
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