読書メモ

2015年2月刊。
巨大さと精密さが同居した、大型工場・施設の見学レポート。

週刊東洋経済の連載「成毛眞の技術探検」の書籍版。成毛さんがこんな本を書くとは意外。
「桁違い」を見ることのススメ。


引用メモ

道路や鉄道の地下トンネルは、総重量がやはり2000トンもある巨大なシールドマシンを使って、数キロメートルも地中を掘り進む。しかし、数カ月後に目的の地点に到達しても、計画から数ミリ程度しかずれていなかった。現場の技術者にとっては常識だという。ぼくのような素人が、その緻密さに心底驚愕することに、むしろ驚いていたほどだ。(p.112)
個人間にしろ、国家間にしろ、トラブルの遠因は視野の狭さにあると思う。
地球と他の惑星を比較する視点があれば、戦争など起こらないかもしれない。半径50センチの目の前で怒り狂っている人がいても、半径50キロの範囲に何万人という多様な人々が住んでいるかを想像できれば、イライラすることもなくなるかもしれない。(p.114)

メガ! :巨大技術の現場へ、ゴー

成毛 眞
新潮社 2015-02-18
by ヨメレバ