読書メモ

2014年2月刊。
やや、会社の職制や指導役の人向けに書かれている本。
冒頭のパワハラの判例や事例紹介が、特にそう思わせた。

怒って「他人を変えよう」とするのではなく、怒りやすい自分の方を変える、というのがポイント。
『イライラしがちなあなたを変える本』の安藤俊介さんの本に比べると、ちょっと固い印象。


引用メモ

人は、感情をより強く出すことで自分を表現しようとし、怒っていることが伝わらないと感じたら、余計に怒鳴ります。
それは「怒ればなんとかなる」「怒鳴ったほうが相手に響く」と信じているからです。(p.74)
アンガーマネジメントでは、「他人を変えよう」を目指しません。
怒りのマネジメントに取り組むうえで、変えるのは「自分自身」です。
いかに自分をイライラさせずにセルフマネジメントするか。
他人を変えなくても、自分が穏やかな人間に変わることで、結果的に周囲に好影響をもたらすかもしれません。(p.75)
反射的に怒ってしまう人は、自分をコントロールできない人に見えます。
怒ると、言い方が冷静さを失い、伝えたい真意も違った意味に聞こえてしまいます。(中略)
仕事と信用を失わないためにも、他人の怒った姿を教訓にしましょう。(p.87)
コアビリーフとは、「価値観の辞書」と日本アンガーマネジメント協会では説明をしています。つまり、怒るか怒らないかの自己の判断基準となり得るものです。(p.96)
私たちがイライラする理由、怒る理由は、自分の信じている「べき」が目の前で裏切られたときです。(p.97)

パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!

小林 浩志 東洋経済新報社 2015-02-14
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